July 29, 2011
Paris 通信 by Naomi
こんにちは、ウミジマです。
Paris在住のNaomiさんより、Paris通信が届きました。
私も以前から見てみたかった場所の話題です。
「アパルトマンの中庭」
アパルトマンの扉が開くと、表からは見えなかった
風景がふと見えることがあります。住人の出入り以外は
扉は普段閉ざされていることが多いので、そんな時は
近所であっても意外な発見に新鮮な気分になります。
フランス人の友人の中には「扉がたまたま開いていたら、
必ず中に入ってみる」という人がいますが なるほど、時々
実践してみると ちょっとした探検気分が味わえます。
にはもう一つの鉄扉があったり

遠くに見える石畳の向こうには さりげなく
手入れされた中庭が広がっていたり。
また 時には 驚くほど長い中庭のある建物もあり
石畳がまるで道路のように感じられるほどですが
実はさらに二重構造になっていて どんどん奥へ進んで
いくと もう一つ奥の中庭が見えてきます。
ここまでくると表通りからもずいぶん遠くなり
交通の雑音も一切なく パリの中心部にいながら
にしてまるで田舎に隠棲生活しているように静かに
暮らせそうです。
夏は冬の間よりも扉が開いていることが多く、また緑が
ひときわ映える季節。表から見た限りでは建物が
平面的に立ち並ぶパリの街ですが、その内側に広がる
隠れた空間を探しながら歩けば ちょっと目先の変わった
パリ散策が楽しめることでしょう。
Paris在住 コーディネーターNaomi