January 23, 2012
Paris 通信 by Naomi
こんにちは、ウミジマです。
Paris在住のNaomiさんよりParis通信が届きました。
とても興味深いお菓子のお話です!
「ガレット・デ・ロワ(王様のお菓子)」
フランスでは1月に入ると ケーキ屋さんやパンやさんに
ガレット・デ・ロワというお菓子が並び始めます。これは
キリスト様の誕生を祝って東方からはるばるやってきた
三人の王様が到着したとされるエピファニーという宗教祝日
(1月6日)にちなんだお菓子です。

地方によって少しずつ違いがありますが、パリとその近郊の地方の
ガレット・デ・ロワのフィリングにはフランジパンという名前の
アーモンドペーストが入っています。黄色くてややどっしりとして、
日本人的な感性でいえばスイートポテトにアーモンドパウダー
をまぜたような 甘さのほどよいおやつパンといった感覚です。

一人用から 8・10人用、注文によってはもっと大人数用
のものまでさまざまな大きさのものがありますが、
大きいものにはパイ生地の中にフェーヴ(そら豆)と呼ばれる
小さな陶器の飾りが入っています。フランス人には
このフェーヴをコレクションしている人も結構いるそうです。
みなで切り分けたときに フェーブの入った部分に
当たった人が王様もしくは王妃様になり、パイについてくる
王冠を被るといった小さなフェット(パーティー)が子供たち・
家族・同僚の間で行われ、ガレット・デ・ロワを囲んで
新年会という雰囲気の集いになります。
クリスマスにショコラをたっぷり味わった後の1月のお菓子、
2月初旬にガレットがお店から消え始めるまでに人々が
折々の機会に、または好物として何度も楽しむことになる
季節のお菓子、ガレット・デ・ロワでした。
Paris在住 コーディネーター Naomi